赤ちゃんの頭の形が変!治るの?

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赤ちゃんの頭の形が変!なんで?

初めての赤ちゃんを迎えられたママの中には、

生まれてきたばかりの「頭の形が変!!」って驚かれる方もおられます。

実は頭蓋骨は主に前頭骨(1個)、側頭骨(2個)、頭頂骨(2個)、後頭骨(1個)が癒合し構成されています。

この大人では癒合した部分って、実は赤ちゃんでは生まれてからしばらくは完全にくっついていないんですよ。

この完全にくっついていない骨のつなぎ目の部分を“頭蓋骨縫合”って言います。

新生児期の赤ちゃんではこの縫合がわかりやすいかと思います。

まだ縫合部分が繊維性にしか結合していないため、赤ちゃんの頭はとっても柔らかいですよね。

そしてデコボコ・・・・。

柔らかな頭は重要な役割とは

重要な役割①

頭蓋骨の柔らかさは生まれてくるときに大切!

赤ちゃんの頭蓋骨は

頭の骨を重ね合わせて=骨重責

頭の形を産道に合わせて変化=児頭応形機能

を駆使することで、

とっても狭い産道の中を進んで生まれてくることができるんです。

重要な役割②

乳児期の脳の急速な成長・拡大にすごく重要!

生まれて2歳までの子どもの脳は急激に大きくなります。

平均的に出生時は頭囲33㎝くらいですが、

1年で男の子では46.2㎝、女の子で45.1㎝になります。

ちなみに日本人成人男女頭囲は50㎝後半なので、いかに急速に成長しているかがわかりますね!

赤ちゃんの頭のデコボコは直る?

頭蓋骨のデコボコや頭の形が伸びてしまっているとママは心配になりますよね。

大丈夫です。心配いりませんよ!

生まれてくるときに、骨重責や応形機能で変形してしまった赤ちゃんの頭蓋骨はまだまだしばらくは柔らかいので徐々にきれいな形になっていきます。

また経膣分娩で生まれた赤ちゃんでは必ず骨重責は観察できますよ。

気を付けてあげたいこと

赤ちゃんの頭はその柔らかさ故、デリケートです。

また頭から赤ちゃんの健康状態が分かることがあるで、やさしくチェックしてみましょう。

ポイント①

頭蓋骨もとっても柔らかく、脳もまだまだ未熟な赤ちゃん。

首がすわるまでの時期はもちろん、それ以降も激しく揺さぶったり衝撃を受けるとまれに「頭蓋内出血」を起こすことがあるので、注意が必要です。

ポイント②

大泉門を見てみよう。

大泉門とはおでこの上の前頭部中央にある大きな隙間です。

ひし形をしていて、やさしく触るとプニプニ、プヨプヨとしているのが分かると思います。

実は、この大泉門は赤ちゃんの健康のバロメーターとして、医師や助産師は観察を行います。

めったにはないことですが、赤ちゃんの嘔吐とともに大泉門が腫れてきたときは、脳内の圧が上がっていることを示し、髄膜炎を疑います。

また激しい下痢や嘔吐、哺乳不良とともに大泉門が凹んできたときは脱水症を疑うことができます。

このような異常に気付いたときは大至急受診して下さいね。

頭の変形に注意しよう

赤ちゃんの頭は柔らかいので、同じ方向に向いてばかりいると簡単に頭が変形しちゃいます。

NICUで働いていた時は、赤ちゃんも3時間毎に体位変換を行っていました。

お家ではそんなこと大変なので、まだ赤ちゃんが動けないうちは、授乳やおむつ交換のタイミングで赤ちゃんの頭の向きや体の向きを少し変えてあげましょう。

そうするだけで変形せず、丸っと綺麗な頭になります。

ドーナツ枕も使用方法を間違えれば、変形の原因になることもあるので注意が必要です。

あとがき

赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかく隙間があるといっても、脳は丈夫な筋膜でおおわれていますし、多少触れたくらいで、脳が傷つくこともありません。手のひらでやさしく撫でてあげたり、シャンプーをするなど日常的なケアであれば、全く心配しなくて大丈夫!

赤ちゃんの頭はとても柔らかくゆがみやすいので、授乳やおむつ交換の時は頭の向きをそっと変えてあげて下さいね。

娘は大泉門も閉鎖し、この前公園で偶然にも娘から顔に頭突きを食らったときには痛過ぎて悶絶しました。生まれたときは後ろに伸びて、デコボコで、柔らかかった娘の頭はとっても丈夫に癒合してそうです。

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