帝王切開したら何人まで産める?5人目はアウト?

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「帝王切開は何人まで産めるのか?」

帝王切開を経験されたママで

二人目以降を考えたことがあれば一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

帝王切開の回数には明確な制限はありません。

しかし退院時にも医師や助産師から

「3回までのしておく方が安全」と説明を受けた方も多いかと思います。

実際に3回までの制限を設けている施設がほとんどだと思います。

現在、日本では5人に1人が帝王切開で誕生しています。

帝王切開を一度すると多くの場合、次回以降のお産は帝王切開となります。

1人目、緊急帝王切開で

2人目、予定帝王切開ってパターンって方、多いのではないでしょうか。

なぜ3回なのか?

ではなぜ帝王切開が、3回と決められているのか。

子宮にメスを入れるので子宮内膜や筋肉はダメージを受けます。

また帝王切開を重ねるごとに、切開部分は硬く薄くなり柔軟性を失ってしまいます。

その子宮内膜や筋肉へのダメージが次回以降の妊娠に影響を与えます。

そうなるとなぜ問題になるのか、どういったリスクが考えられるのか。

出来るだけ、簡単にわかりやすく説明したいと思います。

癒着胎盤

子宮内膜の創部や瘢痕部から胎盤が子宮筋層に食い込むように強く付着し剝がれない状態。特に既往帝王切開では前置癒着胎盤のリスクは、2回目の帝王切開では24%、3回以上では67%と高い。また前置癒着胎盤では多くの場合、子宮全摘出が必要になります。

前置胎盤

胎盤が子宮の出口の内側を覆うように付着してしまった状態のことをいいます。

前置胎盤自体の発生頻度は約1/200例になります。

子宮の出口部分が胎盤でふさがれているため、全例帝王切開になります。

妊娠中や帝王切開時の大量出血が問題になります

帝王切開術後は創部の瘢痕化することで子宮の柔軟性が失われるため、相対的危険度は帝王切開1回で4.5倍、2回で7.4倍、4回以上で44.9倍になります。

子宮破裂

柔軟性を失った子宮創部は、赤ちゃんが成長し大きく膨らんだ子宮に陣痛が加わると破裂しやすくなります。

子宮破裂が起こる確率は前回帝王切開ではない場合の10倍になります。

確立にしたら0.5%程度になります。確率でいえば200回に1回。

しかし、子宮破裂を起こすと母体の1%、胎児の50-80%に生命の危険が及びます。

実際の現場では

私が周産期医療センターで勤務していたころは、5人目帝王切開の方は時々おられました。

けどやっぱり、子宮壁が正しくペラペラの状態なのでもちろん管理入院になります。

また子宮の状態によっては、母児の安全性から正期産前に帝王切開を行う場合もあるため、

生まれてきた赤ちゃんの状態によってはNICUへ入院する場合もあります。

そのような場合、次回以降の妊娠に危険を伴うため卵管結紮を進める場合が多いかと思います。

家族計画しよう

私が働いていた病院は、3人目の帝王切開時に卵管結紮の案内を行っていました。

実際、帝王切開で4人目、5人目を無事に出産しても何事もなく母児共に退院されることもあります。

子宮の状況によっては長期入院されている方や、NICUへ入院している子がいるのも事実です。

そうなれば、ママが不在の間をどうしていくか、家族や周囲のサポートも考えていく必要がありますね。

また、あまりに早い時期に出産に至ってしまうと赤ちゃんも長期入院や何らかの後遺症など考える必要もあります。

家族のサポート、周囲の生活環境、経済状況、上の子どもたちのこと、夫婦の想い、そしてあなたの気持ち。

「あと一人欲しいけど」すごく悩む気持ちわかります!

だからこそ、ゆっくり考えてあなたと家族にとってベターな選択ができること祈っています!

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