【NICU助産師監修】赤ちゃんが黄色い?生理的黄疸ってなに?ケア方法!

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この記事を読んでわかること

新生児の生理的黄疸についてわかる

新生児の生理的黄疸のケア方法が分かる

新生児の黄疸の種類が分かる

異常の早期発見と病院受診が必要な場合が分かる

前提

「これって普通?」気になる症状がある

「赤ちゃんのことをもっともっと知りたい」と思っている

母性看護学を学びたい看護学生さんや助産学生さん

母性実習や助産実習の事前学習、予習や復習

産婦人科、NICU勤務の看護師さんへ向けた発信内容となっています。

今回は新生児の生理的黄疸についてと、ケア方法や受診が必要な場合を紹介していきますね。

赤ちゃんの顔が黄色いのは普通?

生理的黄疸

ほとんどの新生児に見られる生理的現象です。

一般的には生後2~3日で皮膚が黄色くなり、4~5日で強くなり7~10日で消失します。

黄色く見える原因はビリルビン

血清ビリルビン値は4~5日ころにピークになります。

その後濃度が低下し、黄疸は消失する。

黄疸のリスク因子は?

母体側のリスク因子

・Rh不適合

・ABO不適合

・妊娠中の感染症

・妊娠糖尿病

など

家族歴

・黄疸歴

・肝疾患

・膵嚢胞繊維症

・ガラクトース血症

・遺伝性溶血性貧血

など

分娩時のリスク因子

・早産児

・前期破水(羊水混濁あり)

・仮死、低酸素症

・吸引分娩(頭血腫、帽状腱膜下血腫)

など

出産後のリスク因子

・仮死、低酸素症

・アシドーシス

・貧血

・胎便排泄遅延または便回数減少

・大きな頭血腫

・肝脾腫

など

赤ちゃんの黄疸!お家で出来るケアは?

退院してから、次回の健診までお家で出来る黄疸ケアを紹介!

・日光浴

実際に黄疸値が高くなった場合は光線療法を行います。

これは光によってビリルビンの排泄が促されるからです。

日光浴の際は低体温や高体温に注意して行いましょう。

窓際で授乳するだけでも効果ありです。

・排便ケア

ビリルビンは尿や便の中に排泄されます。便秘はビリルビンの排泄の妨げになるだけでなく、新生児の腸肝循環により便中のビリルビンが再吸収されてしまいます。

便秘に注意し、24時間以上排便がない場合は腹部ケアや肛門刺激などのケアを行ってあげましょう。

別記事にて新生児の排泄のケア方法も紹介しています。

病的黄疸とは?

・早発性黄疸

24時間以内にあ肉眼的黄疸がみられる

・重症黄疸

生理的黄疸のピーク時に正常範囲を超える

早発性黄疸と重症性黄疸の場合、核黄疸を予防するための光線療法など必要になります。

・遷延性黄疸

2週間以上続く黄疸

黄疸が長引いている場合は、2週間健診や、1か月検診で必ず相談しましょう。

遷延性黄疸の原因として母乳栄養があげられます。

哺乳量が増え、排泄量が増えてきたら一般的には黄疸は治まります。

基本的は活気があり、哺乳意欲がある場合は心配いりません。

また母乳性黄疸は病的なものではないため、母乳育児を継続して問題ありません。

こんな時は必ず受診してほしい!

・元気がない、活気がない

・哺乳意欲がない、うとうと眠ってしまう

・発熱、易刺激性(背中を反り甲高く泣く)

・一度薄くなった黄疸がまた色が濃くなったように感じる場合

・赤ちゃんの便の色が薄くなったように感じる

このような場合はすぐに受診しましょう。

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