【NICU助産師監修】新生児の皮膚トラブル!心配なこと、よくある質問、根拠と解説

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この記事を読んでわかること

新生児の皮膚の特徴、胎脂の役割

新生児ニキビと脂漏性湿疹の原因とスキンケア方法

臍のケア方法、受診が必要な症状とは

異常の早期発見と病院受診が必要な場合が分かる

前提

「これって普通?」気になる症状がある

「赤ちゃんのことをもっともっと知りたい」と思っている

母性看護学を学びたい看護学生さんや助産学生さん

母性実習や助産実習の事前学習、予習や復習

産婦人科、NICU勤務の看護師さんへ向けた発信内容となっています。

今回は新生児の皮膚特徴、胎脂の役割、新生児ニキビと脂漏性湿疹などのスキントラブル、お臍のケアと受診が必要な症状を紹介していきますね。

新生児の皮膚はすごくデリケート

新生児の皮膚は、子宮内では羊水と胎脂で守られていたが、出生とともに環境の変化にさらされる。

新生児は皮膚の各層が成人と比べて薄く、防護作用が未熟であることから、正常な新生児でもさまざまな皮膚症状がみられることがある。

生れた赤ちゃんの肌に白いベタベタ!胎脂ってなに?

胎脂は出生時に頸部や腋窩、鼠径部に白色粘性の胎脂がみられることがある。

生まれたてのデリケートな肌を守る胎脂の役割!

胎脂には皮膚の保湿作用や抗菌作用、抗酸化作用があり、新生児の皮膚のバリア機能を果たしている。

胎脂は生後生後1~2日目ころから胎脂が自然に消失するので、無理に取り除かない。

皮膚には乾燥や落屑がみられることがある。2週間ほどで自然にきれいになる。

新生児ニキビと乳児脂漏性湿疹

脂漏性湿疹ってどんなの?

新生児から生後3か月頃に見られます。

赤いぽつぽつしたものであるなら心配はいりません。

黄色いかさぶたができることもあります。

脂漏性湿疹ってどこに出来やすい?

顔や頭、胸などは脂漏性湿疹の出やすい場所です。

新生児ニキビと乳児脂漏性湿疹のケア

・石けんのあわで優しく洗う

・新生児は皮膚が薄いのでガーゼでこすりすぎないようにする

・吸湿性の良い衣類でおむつは締め付けすぎない

・冷暖房は乾燥を招くので湿度も調整する

・お風呂のタイミングで大丈夫なので、1日1回はおむつや衣類を外して全身の皮膚を観察してあげましょう

新生児はなぜ脂漏性湿疹ができやすいのか?

新生児ニキビや脂漏性湿疹は新陳代謝が盛んなことが主な原因で生じると考えられています。

また生まれて間もなくは、お腹の中にいた時の母親からのホルモンの移行や、母乳中に含まれている女性ホルモンの影響もあると言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

脂漏性湿疹を理由に母乳をやめる必要は一切ありません。

へそのお 臍帯

へそのおはいつとれる?

へそのおは、“臍帯”と呼ばれています。

一般的には生後1週間で自然に脱落する。

早い子は入院中の3日くらいで取れる場合や、長い子は10日くらいついてるなんてこともあります。

新生児のおへそのケアってどうするの?

臍帯は乾燥させることが重要であり、一般的にはガーゼなどで覆う必要はない。

おむつが臍帯にかからないように注意し感染を予防することが大切。

おへそはオムツ交換の時やお風呂の時にチェックしよう

臍の乾燥状態、臍輪部からの出血や滲出液、膿、臭気の有無。

臍輪部周辺の発赤・腫脹の有無を観察する。

赤ちゃんのおへそが痛そう!?受診が必要な場合とは?

ジュクジュクしていたり、膿が出ている、臍から悪臭がする、お臍周りを触ると熱ぽい気がする、臍の周りが真っ赤。

臍部にこれらの症状がみられる場合は感染が疑われます。

かかりつけの産婦人科に連絡し受診しましょう。

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