【NICU助産師監修】新生児のしゃっくりと嘔吐!対処方法と受診の目安は?

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この記事を読んでわかること

新生児の消化器の特徴が分かる

新生児のしゃっくりの特徴とケア方法が分かる

新生児の嘔吐の特徴とケア方法が分かる

異常の早期発見と病院受診が必要な場合が分かる

前提

「これって普通?」気になる症状がある

「赤ちゃんのことをもっともっと知りたい」と思っている

母性看護学を学びたい看護学生さんや助産学生さん

母性実習や助産実習の事前学習、予習や復習

産婦人科、NICU勤務の看護師さんへ向けた発信内容となっています。

今回は新生児の消化器特徴と出生からの適応過程、しゃっくりの原因や嘔吐時のケアと受診が必要な症状を紹介していきますね。

新生児の消化管は未熟

新生児の胃の特徴

新生児の胃の内容量は30~60mlで、日齢とともに増えていきます。

形も成人に比べると縦型で噴門部の括約筋が弱いのが特徴。

新生児の消化管の適応過程

出生直後胃の中に空気が入ると、小腸は生後2~12時間、大腸は24時間以内に空気で満たされます。

消化管ホルモンは在胎10週ころからみられるが、出生後の少量の経腸栄養でも消化管ホルモンの成熟が刺激される。

胃内容消失時間は、成熟度・日齢・体位・内容物や組成や形状などのほかガストリンなどの消化管ホルモン(腸蠕動亢進)の影響をうける。

溢乳ってなに?

口からたらりとミルクを吐いているのが溢乳だとイメージしてください。

エストロゲンなど女性ホルモンの影響により、胃の噴門部括約筋が弱く溢乳が新生児にはみられる。

一般的に生後2~6週ごろには消失する。

胃の軸捻転ってなに?

新生児は胃を固定する靭帯が緩いので軸捻転が起こりやすく、飲み込んだ空気を排気しにくくり空気が腸に移動してしまう。

結果、腹部膨満や嘔吐の原因となる。

嘔吐やお腹が張りやすい原因にもなります。

しゃっくり

しゃっくりの原因

新生児の胃は小さく、授乳で胃が膨張することや、ミルクを飲み取るとき空気も飲み込むことで横隔膜が刺激されてしゃっくりが出ます。

児はミルクを飲み取るときに一緒に空気も吸い込んでいる。授乳後大きく膨らんだ胃が横隔膜を圧迫してしゃっくりが起こることが多い。

しゃっくりの予防って出来る?

排気を行うことで胃に入った空気が排出され、しゃっくりや吐乳を予防することができる。

また、哺乳瓶で授乳している場合は45度の角度でくわえさせ、空気を飲まないようにする。

赤ちゃんが苦しそう!しゃっくりの対処法

そのまま様子をみて大丈夫ですが、つらそうであれば抱っこしてあげてください。

寝かせる場合は窒息予防のため、仰向けではなく、ガーゼを下に引いて顔を横に向けるようにしましょう。

嘔吐

ミルクを飲んだ後ダラダラと少量のミルクを出したり、ゲップと一緒にミルクを出すことがよくある。

赤ちゃんの嘔吐の原因

赤ちゃんの胃はまっすぐで胃の入り口の締まりが不十分なためである。

よく吐いても怪獣が順調に増えて機嫌よく、飲んだ後ダラダラと少量のミルクを出したり、ゲップと一緒にミルクを出すことがよくある。

赤ちゃんの胃はまっすぐで胃の入り口の締まりが不十分なためである。よく吐いても怪獣が順調に増えて機嫌よく、顔色良好な場合は様子を見てよい。

赤ちゃんの嘔吐!受診が必要な場合

嘔吐を伴う重篤な疾患もあるため、以下の症状を伴う場合は受診する。

・嘔吐が頻回である(嘔吐の回数や内容を受診時、医師に伝える)

・頻回に吐き体重が増えない

・嘔吐物に胆汁(緑色)が混じる

・腹部が硬い

・活気がない

・口や鼻から噴水のように吐く

・吐物の中に血液が混じる

哺乳が普段どうりで活気もあり、ほかに気になる症状がなければ排気を行い様子を見る。

嘔吐時に要注意

脱水

・脱水に注意する。おしっこが1日に7回以上出ていたら問題ありません。

・授乳後は排気を行う。

窒息

・授乳後児を寝かす場合は顔を横に向け吐物が気道をふさがないようする。

・ガーゼやハンカチを指に巻いて口に入れ吐物を取り除き、口腔内に吐物が残らないようにする。

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