1歳児のおっぱいへの執着!断乳が必要なの?

全記事

なぜおっぱいへの執着は1歳ごろから増し始めるのか

これ1歳以降の授乳経験あるママさん達の多くが経験したであろう、

おっぱい執着問題。

“本当はかわいいはずなのに疲れているときや忙しい時の授乳にイライラ”

“もう十分ご飯は食べているのに、母が腰かけると満面の笑みで近づいてきておっぱいタイム”

“1歳過ぎると母乳は栄養ないの” “自立心が育たないって言われた” 実際、悩んでいるママも多いですね。

大丈夫!!その思い抱えているのはあなただけじゃないよ。

実際1歳を超えるとおっぱいへの執着が増したように感じるママが多いのは事実です。

だけど、実は気付いていなかっただけで、赤ちゃんっておっぱいに対する執着がすごく強いんですよ。

NICUで働いていた時、入院している赤ちゃんが泣いているときや落ち着かない時に母乳の匂いを嗅がせてあげていました。するとビックリ、本当に落ち着く子が多かったんですよね。

赤ちゃんってちゃんと分かっているのですね。可能ならガーゼに染み込ませてそばに置いてあげることもしていました。

それだけ赤ちゃんにとっても子どもにとっても、きっとおっぱいは偉大なんでしょうね。

乳児期から幼児期へ

まだ生まれたばかりのころを思い出してみてください。

あの頃、首もグラグラしてすわっていない新生児のお世話を24時間途切れ途切れの睡眠の中で過ごされてきたのではないでしょうか?

初めてのママたちは簡単に壊れてしまうのではと不安でなかなか熟睡できない日々を過ごした方もおられると思います。

この何もかもママに頼るしか生きていくことができないという状況で、ママからのお世話を通して赤ちゃんは『この世界は信じることができる』と自分や他者を信頼できるようになるのですよ。

発達心理学者の一人「E・H・エリクソン」は

乳児期において

基本的信頼感から希望という要素を得る

エリク・H・エリクソン – Wikipedia

と考えられています。

泣くことでしか欲求を伝えられなかったのに、今では笑ったり指をさしたりする子もいるのではないでしょうか?ヨチヨチと歩き始めるのもこの時期になりますね。

赤ちゃんだと思っていてのもつかの間で、目まぐるしい勢いで運動能力、言語発達などが急速に成長していきます。

幼児期初期は好奇心の塊

ヨチヨチ歩き出せば、世界が広がりさらに外の世界へと向かう気持ちが強くなります。

この時期、子どもの心の中では“ママに甘えたい”気持ちと“自立の気持ち”そして“うまく言語化できない”葛藤やストレスを抱える時期でもあります。

イヤイヤ期の始まりですね。

初めてのことばかりでビックリしたり、泣いたりとたくさんの経験を通し感情を育んでいきます。しかしドキドキ、ワクワクと同時にとても疲れる経験ではあるんですよね。

そんな時に、子どもにとっての心を満たすのが“おっぱい”なのです。

心の安定に繋がっていると分かっていても、しんどいですよね。

しかも執着が出てきたら、授乳の回数も増えますよね。

私も夏にTシャツ姿の時は何度も手を入れて「ぱ~い♡」と触ってきていました。

その時は「服伸びちゃうー、人いるし止めてー」やったんですけど、

娘の嬉しそうな顔を思い出にもっと写真撮っておけばよかったなと、今となっては思いますね。

1歳過ぎると母乳の意味はない!?

「1歳過ぎると卒乳しにくくなるから、早めがほうがいいよ」

「自立の妨げになるよ」

「歯並びが悪くなる」

「虫歯になる」

「1歳過ぎると栄養はない」

いろいろなアドバイスを聞きますよね。

長期授乳をしているママの多くがこの手の言葉を少なからず投げかけられた経験があるのではないでしょうか。

子どもとの授乳を楽しみたいママにとっては正しく余計なお世話ってやつですね。

気にしなくていいです。心配しなくて大丈夫ですよ。

おっぱい好きなだけあげてください。今しかない子どもとの二人だけの授乳時間楽しんでください。

そして外野は黙っていてあげてください。

WHOは、理想的な成長、発達、健康を促すために生後6カ月まで母乳のみの育児を行い、 その後は適切な食事を補いながら2歳かそれ以上まで母乳を続けることを推奨しています。 世界中の保健機関は、ちょうどこの期間に母乳育児されると赤ちゃんの成長や脳の発達だけではなくその後の学力も促されており、大人になっても糖尿病や肥満などの生活病のリスクが低減されることを認めています。

www.medela.jp/company/about/who-breastfeeding-recommendations

1歳以降に続けても良い事だらけの母乳育児。否定する理由はないですね。

7歳までおっぱいしていた子を知っていますが、そのお子さんはもう20歳を超えましたが、とても優しく自立した聡明な女性ですよ。

ママの心のためにも、周囲のアドバイスを受け止めすぎて、赤ちゃんの頃から先のこと心配しすぎてしまうのはやめましょうね。

脳の発達との関係

人間の脳は0~2.3歳の間に急速に成長し5歳ごろには8割が完成します。

情緒の安定と脳の発達は密接に関係しています。

この時期に、子どもにとって安心できる場所が大好きなママのおっぱいであることはとても大切な意味があります。

おっぱいを通して子どもは安心感や安定だけでなく、遊びへの活力、チャレンジする勇気を育んでいます。

そのうち、おっぱいに頼らなくても心のコントロールができる日がやってきますし、そうなれば、ある日突然おっぱいに関心を示さなくなることも多いです。

娘の場合は、3歳ごろから回数が減り始めました。2-3日授乳しない日が続き、授乳時間も15秒くらいに短くなり、1か月くらいで自然に母乳が止まりました。

お互いに自然な卒乳が出来たかなと思いますが、やっぱり少し寂しいものですね。

あとがき

そもそも、大人でも心のコントロールができない人もいるし、自立できてない人だっている。生まれて1~2年の子どもの授乳に「自立の妨げ」とかアドバイスする人ってなんなんやろって思う。

「栄養ない」みたいなこと言ってる人も、そうです。

母乳は母親の血液から出来ています。栄養ないわけにないでしょ。血液が母乳になったら水にでもなるんですかね?ちょっと何言ってるかわかんないっす。

授乳行為は母子相互作用を強めるため、母子の愛情や絆の形成になります。

何度も言います。

誰かの無責任なアドバイスに子どもとの大切な授乳時間を失わないようにしてください。今、抱いている子どもの笑顔や泣き顔こそがママたちの活力になっているはず。

さぁ自信をもって授乳しましょう。心に少し余裕があれば子どもとの授乳ショットを思い出に残したりもいいですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました