【助産師監修】もうすぐ生まれる?出産の始まり方と入院タイミング解説

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この記事を読んでわかること

出産の始まりについて

前駆陣痛と陣痛の違い

病院へ連絡するタイミング

破水時の対応

おしるしについて

前提

「もうすぐ予定日だけどお産の始まり方を知りたい」

「母親学級に参加できなかった」

「もう少し出産の始まりについて知りたい」

母性看護について知りたい、看護学生さんや助産学生さん

母性実習や助産実習の事前学習、予習や復習

産婦人科、NICU勤務の看護師さんへ向けた発信内容となっています。

「出産はどんなふうに始まるの」「陣痛に気づけるか不安」と妊娠後期きなると気になってくる妊婦さんは多いです。

出産直前!出産の始まりと入院のタイミングを解説します。

出産の始まりは陣痛か破水

陣痛

分娩陣痛は分娩時に生じる。

規則的なおなかの張り・痛みが子宮口を開大させる。

分娩陣痛は進行とともに子宮収縮は次第に増強(子宮内圧は高く、周期は短縮し、持続は延長)する。

破水

赤ちゃんを包む膜が破れて羊水が流れ出ることをいいます。

破水は陣痛が来ていなくても起こることがあります。

少~多量と個人差が大きい。

ちょろちょろと流れるように出る

パットから漏れるほど量が多い場合があります。

透明~白色の場合が多いですが、おしるしなど出血があればピンク色の場合もあります。

まれですが赤ちゃんがおなかの中で排便すると黄色や緑色の場合もあります。

尿もれか破水か判断がつかなくても大丈夫!

陣痛が来てなくても破水した場合や破水が疑われる場合は病院へ連絡しましょう。

体の出産準備!お産の兆候は?

前駆陣痛

前駆陣痛はブラクストン・ヒックス収縮とも呼ばれ、妊娠末期に生じます。

不規則な子宮収縮である前駆陣痛が子宮頸管の軟化・展退をさせることで出産に向けて体が準備をしています。

持続時間やタイミングなどは個人差がありますが、運動後や活動度であったり、就寝前に起こる場合もあります。

前駆陣痛と陣痛の違い

陣痛

痛みの間隔は規則的

痛みの間隔が短くなる

痛みがどんどん強くなる

前駆陣痛

痛みの間隔が不規則

痛みの程度は生理痛より少し強め

下痢のような腹痛

おしるし

少量の血が混じったおりもので、出産が近づくと出てくることが多いです。

おしるしの色は個人差が大きい

色:ピンク色や鮮血、茶褐色

量:おりものに混ざっていたり、ティッシュに付着する程度など少量であることが多いです

初産婦・経産婦別!病院へ連絡するタイミングと入院の時期

初産婦さん

10分以内の規則正しい陣痛

・破水のあった時           

・出血が多い時

・健診時、子宮口が開いていると言われていた方

経産婦さん

10~15分の陣痛

・破水のあった時

・出血が多い時

・前回のお産が早かった方

・健診で子宮口が開いていると言われた方

破水や破水が疑われる場合は、すぐ連絡を!

入浴・シャワーはNG

清潔なナプキン(生理用でOK)を当てて下さい。

おしっこ・おりものと区別がつかない時も連絡して下さい。

身体を動かすと羊水がどんどん出てしまうので病院へは歩いて行かないでください。

車で産院へ向かう際は横になって移動しましょう。

いよいよ産院へ連絡!どんなこと聞かれる?

いよいよお産が始まります。

さっそく病院へ連絡しましょう。

ここで大切なポイントは

できる限り ご本人 で、してください。

Telで聞かれること

○分娩予定日

○おなまえ(フルネームで)

○診察券の番号

○何回目のお産か

○陣痛はいつごろか

  間隔・痛みのぐあい

○破水・出血があるか、あればいつ頃か

○病院までかかる時間

いよいよ出産!こんな時どうする?

いつ、どんな場所で、どんな状況で始まるか分からないのがお産です。

あらかじめ想定して準備しておくのもいざお産が始まったときに慌てないための大切なポイントです。

一人で自宅にいるとき

病院に連絡をして入院が決まったら、家族に連絡しましょう。

タクシーをすぐ呼べるようにしておくのがオススメ。

上の子と二人で過ごしている

健診や助産師外来の際に、出産時は産院へ上の子どもも一緒に行って良いか事前に確認しておきましょう。

実家が近い場合は、事前に両親へ協力をお願いしてもいいかもしれません。

ひとりで外出中

病院に連絡しましょう。状況によって一度帰宅する場合もありますが、そのまま病院に行く場合もあります。

妊娠後期では突然の破水や陣痛に備えて大きめのナプキンを持っておくと安心です。

そのまま入院になった場合は家族が入院準備バックを持ってくることになるので、事前に家族と入院時の情報共有をしておくことが大切です。

夜中に一人で陣痛

夜中や明け方に陣痛が来ることも多いです。

まずは落ち着いて産院に連絡し、入院が決定すれば家族に連絡しましょう。

夜間は「陣痛タクシー」の利用がオススメです。

「陣痛タクシー」を事前登録しておくと安心

「陣痛タクシー」は事前に登録しておくと夜中でも365日24時間の配車手配が可能です。

住所や産院を登録しておくと陣痛時にも道案内不要で素早く産院まで届けてくれます。

事前に助産師から講習を受けているタクシー会社もあるので前もって調べておくと安心ですね。

救急車を呼ぶのはあり?

以下の症状を認めた場合は、早く産院に連絡し相談することが大切です。

自己判断で救急車を呼ぶのはやめておきましょう。

休みなく陣痛が続いている

以下の症状を認めた場合、常位胎盤早期剝離の可能性があります。

陣痛の間隔がない

お腹がずっと固く張っている

出血している

お腹の赤ちゃんの胎動が減った、もしくはない

常位胎盤早期剝離とは赤ちゃんが生まれてくる前に胎盤が剥がれてしまうことです。

一刻も早く医師の診断と入院が必要です。すぐに産院へ連絡しましょう。

大量出血している、出血が止まらない

原因が分からなくても大量出血や止まらない出血は緊急事態。

しかし「おしるし」の量が多い場合もあるため、まずは産院に連絡しましょう。

前置胎盤と診断された場合の陣痛や破水

前置胎盤と診断されている場合は予定帝王切開での出産となります。

しかしまれに予定帝王切開前の陣痛、破水が起こって子宮口が開くと胎盤が剥がれて大量出血し非常に危険。

すぐに産院へ連絡しましょう。

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